手湿疹の漢方薬治療

手湿疹の症状を皮膚科で処方される塗り薬で治療している人も多いと思いますが、このような治療のことを一般的に、対処療法といった呼び方をします。対処療法とは、その症状に対処した治療法やケアが行われることであり、ここでご紹介する漢方薬とはまったく異なるタイプの治療法になります。

手湿疹の症状を漢方薬で改善させる方法は、塗り薬とは違い、皮膚に直接塗って、即効性が期待されるものではありません。漢方薬には、生薬や漢方など自然の植物による成分が何種類か配合されています。ひとりひとりの患者の症状だけを見るのではなく、その人の体質や肌質などを見極めて処方されます。

手湿疹の治療によく用いられる漢方薬には、桂枝茯苓丸加よく苡仁(けいしぶくりょうがんりゅうかよくいにん)などがあります。この漢方薬には芍薬や桂皮など、6種類もの生薬が配合されており、医薬品として販売されているものです。

漢方薬は、自然の植物が用いられているからといっても、個人の独断で購入するのはあまりおすすめできません。漢方薬によっては、その人の体質に合わない場合もありますので、漢方薬専門店や漢方医のもとで、処方してもらうと良いでしょう。

とくに、生理前になると、手湿疹の症状が悪化しやすい方には、加味逍遥散(かみしょうようさん)と呼ばれる漢方薬が適しています。手湿疹で手が乾燥しやすい方や、手の乾燥によるかゆみをともなう場合は、温清飲(うんせいいん)と呼ばれる漢方薬が処方されることもあります。

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