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手湿疹について

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手湿疹あれこれ

医学上では、手のひら・手の甲・指時には肘から下の腕の部分に発生する湿疹を、手湿疹(てしっしん)というそうです。

手のかぶれすなわち接触性皮膚炎(せっしょくせいひふえん)の一つと考えられています。

主婦の手に生じた場合は主婦湿疹(しゅふしっしん)といいます。

手湿疹の症状も人それぞれ、
ひび、あかぎれ、皮むけ、水ぶくれ、びらん、痂皮(かさぶた)など・・・。
一般的に、急性期に赤くなり小さい水疱ができ、その後亀裂が生じ、皮膚の角質層が薄い断片となってはがれ落ちたりします。かゆみも生じます。
慢性的になると、角質層が厚くなり、ザラザラとして乾燥がひどい状態が続きます。

手の湿疹には、一次刺激性もの、アレルギー性のものなどさまざまな原因があります。
一次刺激性の皮膚炎としては、強い酸やアルカリなどの薬剤、昆虫などの接触で起き、刺激を受けると大抵の人がかかります。

アレルギーが原因の皮膚炎としては、ある特定の物質が原因となり、特定の人に発生します。最近は、ピアス、指輪などのほか、虫歯などの治療で使う歯科金属の金属アレルギー性皮膚炎も多いそうです。(手とはほど遠い物が原因なことがあるそうです。)
もちろん洗剤やチョークなど、特定の物質を長く使用してできる蓄積性の障害もあります。思い当たる方は、金属貼付(ちょうふ)試験=パッチテスト=を皮膚科の医師に依頼しましょう。

手湿疹が起こりやすいワケ

手湿疹で悩んでいる方には、アトピー性皮膚炎が治癒したのに手湿疹だけが治らないという方も多くあります。

手のひらには汗を出す汗腺がたっぷりありますが、皮膚のあぶらを出す皮脂腺がまったくありません。
しかも手のひらと指は、質層が厚いため、他の皮膚と比較しても十分な皮脂と水分が必要な部分なのです。

手のひらは、皮膚からにじみ出てくるわずかな皮脂を、手の汗と適度に混ぜあわせ、天然のハンドクリームのようにして、手の皮膚を正常に保っています。
本来なら、正常の手の皮膚は、ややしっとりしているはずなのです。

しかし手を頻繁に洗ったり、水を頻繁に使用したり、紙などを多く触ったりすると手の皮脂がとれてなくなってしまいます。
洗剤・シヤンプー・油が良く落ちる薬用せっけんなどを使えば、なおさら皮脂がなくなります。

また、手の汗は精神性発汗ですから、仕事や運動などの緊張によるストレスで汗がどっと吹き出して手の皮脂が流れてしまいます。

つまり、手は生まれつき「あぶら不足」を起こしやすい部位なのです。

また手は、心臓から遠く、新陳代謝が悪い部分です。
正常の皮膚の人でも、手のあぶらが取れるような状況のあとにはハンドクリームなどによる手のスキンケアが必要なのです。

手湿疹のケア

手の湿疹のケアは、原因となるものを遮断することが一番です。
できるだけ手を洗って(洗剤はマイルドなものを使いましょう)、保湿剤を塗り、木綿の手袋などで保護するのもよいでしょう。
手は毎日の生活の中で最も外界の異物に接触する場所といえます。
中でも洗剤・シヤンプー・紙類・布類が接触原因と考えられています。
手荒れの原因 シャンプーなどに含まれる経皮毒について

手湿疹のシーズン

手湿疹は、1年中発生しますが、どちらかといえば冬に多く見られます。
冬に起こる原因は、主として乾燥と寒さで皮膚の皮脂と水分が、不足するためです。
夏にひどくなる原因は、主として発汗から起こる湿疹(汗泡など)が、多いそうです。

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