| 脂質を酸化から守り細胞の老化を防ぐビタミンE |
ビタミンEには強い抗酸化作用があり、細胞の老化を防ぐのに役立ちます。人間は、体内に酸素を取り入れて栄養素を燃やすことでエネルギーを生み出していますが、この過程で「活性酸素」という物質がつくられます。活性酸素の問題は、細胞膜に含まれる脂質と結びつき、それを酸化させて「過酸化脂質」という有害な物質に変えてしまうことです。過酸化脂質には、脂肪や細胞内のタンパク質などと反応して、細胞の老化を進めたり病気を引き起こしたりする作用があるからです。
ビタミンEの働きのひとつが、細胞膜に含まれる脂質が活性酸素によって酸化するのを防ぐことです。不足すると体内の過酸化脂質が増え、肌を含め、あらゆる面で老化が進んでしまうことになります。 |
| ビタミンEの効果的な取りかた |
ビタミンEは脂溶性(油に溶ける性質)の栄養素で、植物油などに多く含まれています。調理のときなどに上手に取り入れましょう。ただし油は酸化しやすいため、新しい物を使うことが大切。古いものは酸化して過酸化脂質を含み、かえって悪影響をおよぼすこともあるので注意しましょう。
ビタミンEのう抗酸化作用を高めるためには、それ自体が抗酸化作用をもつビタミンCやβカロテン(ビタミンAの働きをする)と一緒に取るとより効果的。ビタミンCには、ビタミンEの働きを高める作用もあります。
この他、牛乳やチーズ、ヨーグルトといった乳脂肪を多く含むものと一緒にとると、ビタミンEの吸収率が高まるともいわれています。 |
| ビタミンE所要量(mg/日) |
| 成人男 |
成人女 |
| 10 |
8 |
| ビタミンEを多く含む食品 |
| アーモンド |
31.2 |
| サフラワー油 |
27.6 |
| 小麦胚芽 |
32.6 |
| マーガリン |
19.1 |
| ヘーゼルナッツ |
19.0 |
| サラダオイル(調合油) |
19.0 |
| 落花生 |
10.9. |
| たらこ |
7.1 |
| 西洋かぼちゃ |
5.1 |
| うなぎ(蒲焼き) |
4.9 |
| ほたるいか |
4.3 |
| くるみ |
3.6 |
| アボカド |
3.4 |
| にしん |
3.1 |
| いりごま |
2.5 |
| ほうれん草 |
2.1 |
| 胚芽米 |
1.0 |
| 食品100gあたり含有量(mg) |
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