| ステロイド剤って? |
- ステロイド剤とは
- ステロイド剤とは、もともと人間の体内でつくられる「副腎皮質ホルモン」という物質を科学的に合成した薬です。「副腎皮質ホルモン剤」とも呼ばれます。飲み薬や塗り薬として使われ、塗り薬を「ステロイド外用剤」と言います。
- かゆみの原因となる炎症をすばやく抑えます
- アトピー性皮膚炎などかゆみを伴う皮膚病では、「かゆい→ひっかく→症状が悪化→もっとかゆくなる」という悪循環におちいりがちですね。これを断ち切るためには、かゆみの原因である皮膚の炎症を改善しなければなりません。
- 現時点で、もっとも早く炎症を抑える効果がある薬がステロイド外用剤。ひどい炎症でただれた肌も、ステロイド外用剤を正しく使えば2〜3日で改善されます。 アトピ―性皮膚炎を根本的に治す薬ではありませんが、炎症と炎症によるかゆみを抑え、症状の悪化を防ぐことには大きな意味があります。
- 適量を正しく使うことで、薬効を十分に生かせる
- 現在、日本で使われているステロイド外用剤は約30種類。薬効が高いほど副作用の危険性も高いため、症状の程度や場所、範囲、患者の年齢などを総合的に考えた上で慎重に処方されます。同じ人に2種類以上のステロイド外用剤が処方されることもありますが、からだの部位によって炎症の状態や薬の吸収率に違いがあるためです。
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| ステロイド外用剤の強さと種類 |
| 強さ |
製品名 |
| strongest(非常に強い) |
デルモベート、ダイアコート
ジフラール |
| very strong(強い) |
ネリゾナ、トプシム、
ビスダーム、パンデル、
マイザー、リンデロンDP |
| strong(中ぐらいの強さ) |
リンデロンV、ベトネベート、
プロパデルム、アドコルチン、
フルコート |
| mild(やや弱い) |
ケナコート、レダコート、
ロコルチン、ロコイド、
キンダベート、グリメサゾン、
アルメタ、リドメックス |
| weak(弱い) |
デクタン、
ヴェリダームメドロールアセテート、
プレドニゾロン、コルテス |
| ステロイド軟膏の問題点 |
ステロイド外用薬は、皮膚の炎症を抑える上で最も効果があり、適切な使い方をすれば非常に有効な薬なのです。
しかし誤解しないでください。
ステロイド外用薬による治療は対症療法であり、治癒は望めません。
- ステロイド軟膏の問題点
- 1.アレルギー反応を増加させてしまう
もともと皮膚の炎症を抑えるステロイドホルモンは、副腎という器官から分泌されるもの。 身体には自然の治癒能力というものがあります。
しかし、ステロイド軟こうを使い続けた人は、この副腎の機能が衰えていきます。
そのため、使用を急に中止すると症状が悪化する
いわゆる『リバウンド』が起きます。
2.免疫力が低下して細菌感染症を悪化させてしまう
皮膚の抵抗力が衰えるので、アトピーを悪化させる菌が繁殖しやすくなり 、そのため、ヘルペス(ウイルスによる感染症)を併発している人も多くいます。
3.皮膚の萎縮
長期に使ってきた人は、皮膚が萎縮していて 、血管が透けて見えるほど薄くなっていたり、 色素沈着している例もあります |
| 完全治癒をめざすには |
1.原因物質を中止する、
2.皮膚を清潔に保つ
3.皮膚の免疫力、抵抗力、保護能力、自然治癒力を強化する
4.薬物治療で傷の修復を施す
ことが重要になります。
すでにステロイドを使用していらっしゃる方は、急に使用を中止するのではなく、 ステロイド軟膏の副作用の軽減ができ 、自然治癒力を強化のために作られた
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などの併用をお勧めします。 |
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